2013/02/01

Chromebook C7  OSをベータ版に


"Chrome OS" の標準なビルドは当然ながら "安定版(Stable)" で、1月20日時点では "Ver. 23" でした。すでに巷では安定版 Ver. 24のブラウザーがリリースされていて、OSは少し遅れていることになります。 "Chrome ブラウザー" のVer. 23と24の間には体感できるパフォーマンスの差がありますし、Chromeのベータ版はけっこう安定しているので、OSのビルドチャンネルをベータ版にしてアップグレードしました。

この操作はローカルのファイルを全てワイプしてしまいますので、デイスクに保存したファイルはバックアップしておかないと無くなってしまいます。Chromeそのものは、同期してしまえばすぐに元の状態に戻りますから全く心配ありません。このへんがこのOSの大きなメリットでしょう。

操作は至って簡単でした。
まずブラウザの右上の三アイコンから "設定" を開いて "ヘルプ" を展開します。そして開いたヘルプの "詳細情報" をクリックすると…、



"チャンネル" という項目が現れ、ブルダウンメニューボックスに "Stable" "Beta" "Dev" の3項目が表示されるので "Beta" チャンネルを選択するだけ。もちろん "Dev"でも良いのですが、それなりに覚悟が要るのでパスします^^;



選択すると以下の画面が表示され、Bata版のダウンロード状況がわかります。 ファイルサイズは300〜400MB程度だと思われます。



ダウンロードが終わると再起動を足するボタンが現れるので再起動します。実際にアップグレード作業が行われるのはこの再起動中で、コンソールタイプのメッセージウィンドウが表示されるのを見つつ終わるまで放っておきました。



立ち上がったら普通にログインして "Chrome Sync" で同期を取ればおしまい。バックアップしておいたファイルを戻せば以前と同じように使えます、素晴らしい!!



現在、Beta版のバージョンは"25"。 デスクトップ OSでも "Web Speech API" の恩恵で音声認識ができるようになりましたよ。まだ日本語で使うのは少し厳しいようですけど…。

さて、アップグレードの効果は?
まず、WEB表示が高速になりサクサク感が向上しました。 そして全体の振る舞いがスマートに。これは動き方を煮詰めたのだと思いますが、操作の一体感が良くなった感じ? です。更に、以前に書いた縦配置時のランチャーバーの不具合が完全に解消されました。C7はかなり横長のディスプレーですし、ランチャーを画面下に配置すると "自動的に隠す" にしてもすぐに反応してとても邪魔だったのですが、縦配置しにたら問題なし。まぁ、さらに "Unity" っぽくなっちゃいましたけどね。

現在のところ、"Beta" 故の問題は見当たりません。このアップグレードは価値あるものでした、お薦めします。

続く......

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