2013/01/24

Chromebook C7 メモリ増設追記


"Chrome OS" のメモリの使い方について詳しい情報を見つけましたので、前回の項が認識不足だったこともあり、少し補足します。こちら"Out of memory handling"(英語)にOSがメモリを使いきってしまった時の処理が書かれています。2011年9月時点での振る舞いは、
  1. Swapは使用しない。
  2. メモリを使い切ってしまったら "OOM(Out of Memory) Killerを発動する。
  3.  "OOM Killer" はプロセスをランダムにKillするので、もしバックグラウンドのプロセスだったら静かにKillしてフォーカスされた時にリロードする、フォアグラウンドのプロセスだったら“He’s dead, Jim” を表示する。
タブをたくさん開いたり、Flashが暴走した時などに現れますね。
という事になります。原文は以降にそんな振る舞いを避けるための提言がされているのですが、使っている限りでは今でも状況は変わっていないように思えます。
OOM Killerは他のLinux系OSでも標準で実装されていて、明示的に設定しないとKillしてはいけないプロセスが葬られて問題になったりしますが、”Chrome OS” では基本ブラウザのプロセス類が個々にしか動いてないので、こいつが出て「うゎ!」とは思いますが、舌打ちする程度で済みます^^; 

OSはギリギリまでがんばってくれるようなので、2GBのままでも結構使える印象に間違いはなかったようです。
ちなみに、手持ちのUbuntu 12.10機でSwapをOffにして次々とタブを開いて見たところ、メモリを使い果たした頃にマウス以外は沈黙してしまいました。またSwapをOnにして同様にすると、極端に遅くなってカクカクになりタブが開けなくなって来るので、普通気づいてやめますね。

ブラウザのハンドリングに特化したOSのメリットはこんなところにもあるようです。

今日は短いですが、続く.......

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